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MT4おすすめインジケーター2選【チャートはシンプルにしましょう】

2020年5月6日

FXのインジケーターって、種類がいっぱいありすぎて、どれを使っていいかわかりません。チャート上に、いくつかインジケーターを表示させているのですが、どこを見ればいいかさっぱりわからないです。おすすめのMT4インジケーターはありますか?

 

こんな悩みを解決します。

 

読んでほしい人

・FX初心者
・チャートにインジケーターを入れまくってる人
・インジケーターに頼ったトレードをしている人

 

この記事を読むと…

・使うべきインジケーターがわかる
・インジケーターに翻弄されなくなる
・インジケーターに頼らなくなる

 

この記事の内容

・おすすめのMT4インジケーター2選
・おすすめのMT4インジケーターの使い方
・おすすめのMT4インジケーターだけに頼ると危険

 

おすすめのMT4インジケーター2選

おすすめのMT4インジケーターは下記の2つです。

・移動平均線
・Higher Candle

 

これらのインジケーターについて、下記で解説します。

 

おすすめのMT4インジケーター①:移動平均線

まずは、移動平均線です。

 

移動平均線のパラメーターは以下の通りです。

・21期間
・単純移動平均線(Simple Moving Average)

 

※ 下記、21期間の単純移動平均線を21SMAと略します

 

私が使っている移動平均線は、2本です。

・1時間の21SMA
・4時間の21SMA

 

なぜ、「1時間の21SMA」と「4時間の21SMA」を使うかというと、多くのトレーダーがこれら2つの移動平均線を意識しているからです。

 

5分足や15分足の移動平均線は、あまり意識されないので使いません。

 

上記2本の移動平均線で十分ですよ。

 

移動平均線の使い方は、後半で解説します。

 

おすすめのMT4インジケーター②:Higher Candle

次に、Higher Candle です。

 

Higher Candle:上位足のローソク足を、下位足に表示するインジケーター

 

ちょっとわかりにくいかもなので、下記の画像をご覧ください。

 

例1)15分足チャートに4時間足を表示

 

 

例2)4時間足チャートに日足を表示

 

 

Higher Candle を使う理由は、上位足のプライスアクションを常に意識するためです。

 

よくある失敗トレードを例に出して説明します。

 

よくある失敗トレード

15分足チャートを監視中

15分足チャートに長い上ヒゲが出現

ショートのエントリー

1時間足をみると大陽線

 

こんな感じです。

 

1時間足が大陽線なのに、ショートしようって思いませんよね。

 

初心者のうちは、15分足チャートだけをみていると、1時間足のプライスアクションや4時間足のプライスアクションを見落とすことが多々あります。

 

これを防ぐためにも、Higher Candle は重宝しますよ。

 

Higher Candle はカスタムインジケーターですので、MT4にはデフォルトで入っていません。

 

無料でダウンロードできるので、ダウンロードと導入方法は、下記で紹介します。

 

おすすめのMT4インジケーターの導入方法

上で紹介した2つのインジケーターの導入方法を解説します。

 

おすすめのMT4インジケーター①:移動平均線の導入方法

チャートに表示させる移動平均線は2本です。

・1時間の21SMA
・4時間の21SMA

 

これらの21SMAをチャートに表示させます。

 

ちょっと整理すると、

・15分足チャート
⇒1時間の21SMAと4時間の21SMAを表示

・1時間足チャート
⇒1時間の21SMAと4時間の21SMAを表示

・4時間足チャート
⇒4時間の21SMAのみ表示

 

言い換えると、こんな感じです。

・1時間の21SMA
⇒15分足、1時間足チャートに表示

・4時間の21SMA
⇒15分足、1時間足、4時間足チャートに表示

 

これらの設定をMT4でやっていきます。

 

「ナビゲーター」 > 「トレンド」 > 「Moving Average」をチャート上にドラッグ&ドロップします。

 

※ 「Ctrl + N」でナビゲーターパネルが表示されます

 

 

期間:「21」
スタイル:「DarkGray」「--------」

カラーはお好みでOKです。

 

 

次に、「表示選択」のタブをクリックして、「1時間足」「4時間足」にチェックを入れ、「OK」を押します。

 

 

これで、まず、以下の設定が完了しました。

・1時間足チャートに1時間の21SMA
・4時間足チャートに4時間の21SMA

 

再度、「ナビゲーター」 > 「トレンド」 > 「Moving Average」を選択して、チャートにドラッグ&ドロップします。

 

 

期間:「84」
スタイル:「DarkGray」「--------」

こちらもカラーはお好みでOKです。

 

 

「表示選択」のタブをクリックして、「15分足」「1時間足」にチェックを入れ、「OK」を押します。

 

 

これで、以下の設定が完了です。

・15分足チャートに1時間の21SMA
・1時間足チャートに4時間の21SMA

 

最後は、15分足チャートに4時間の21SMAを表示させましょう。

同様に、Moving Averageをチャート上にドラッグ&ドロップします。

 

期間:「336」
スタイル:「DarkGray」「--------」
表示選択:15分足にチェック

 

 

 

これで、以下の設定が完了です。

・15分足チャートに4時間の21SMA

 

以上の設定で、チャート上に1時間の21SMAと4時間に21SMAが表示されるようになりました。

 

おすすめのMT4インジケーター②:Higher Candleの導入方法

まず、下記のリンクからHigher Candleをダウンロードします。

⇒ http://htfx.blog.fc2.com/blog-entry-367.html

 

まず、右にある「Meta Trader」をクリックして、パスを表示させます。

 

 

パスが表示されたのを確認したら、下にある「テクニカルトレード人気部ブログランキング」をクリックします。

 

 

ダウンロードリンクが表示されたので、ダウンロードリンクをクリックします。

 

 

パスを入力して、「送信」ボタンを押し、「ダウンロード」ボタンを押すと、Higher Candleのダウンロードが開始します。

 

 

 

 

Higher Candleのダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダを開いておきましょう。

・マック:Command + N
・ウィンドウズ:Ctrl + N

 

 

MT4に戻り、「ファイル」 > 「データフォルダを開く」をクリックします。

 

 

「MQL4」 > 「Indicator」の順に進んだら、ダウンロードフォルダにあるHigher Candle を「Indicators」ドラッグ&ドロップします。

 

 

「ナビゲーター」 > 「インディケータ」からHigher Candleをチャート上にドラック&ドロップします。

 

 

 

 

これで、Higher Candle の導入が完了しました。

 

おすすめのMT4インジケーターの使い方

実際のトレードでの、インジケーターの使い方を解説します。

 

おすすめのMT4インジケーター①:移動平均線の使い方

まずは、移動平均線からです。

 

21SMAの使い方は、下記の2通りです。

① 押し目買い(戻り売り)で使う
② 逆に、21SMAブレイクで使う

 

これらを順に解説していきます。

 

① 押し目買い(戻り売り)で使う

「1時間の21SMA」と「4時間の21SMA」は、押し目買い・戻り売りをする指標として使われます。

 

1時間の21SMAで押し目買い

 

4時間の21SMAで戻り売り

 

初心者の方であれば、価格が21SMAにタッチしたらエントリーでも全然OKです。

 

もっと厳密にエントリーしたいのであれば、下記の記事を参考にしてみてください。

>> 押し目買いと戻り売りの手法を解説します【トレードで勝つ唯一の方法】

 

② 逆に、21SMAブレイクで使う

「1時間の21SMA」と「4時間の21SMA」は押し目買い・戻り売りをする指標として使われますが、

逆に、21SMAをブレイクしていけば、反対方向へのエントリーのチャンスになります。

 

こんな感じです。

 

 

ただし、21SMAブレイクでのエントリーは少し難しいので、初心者の方であれば、やらなくてOKです。

 

おすすめのMT4インジケーター②:Higher Candleの使い方

次に、Higher Candle の使い方です。

 

私は、「4時間足」「日足」が常にチャートに表示されるように設定しています。

 

表示させる方法は、簡単です。

「H4」「D1」のボタンをクリックするだけです。

 

 

このインジケーターを使ってどうトレードするかですが、結論、プライスアクションを使いましょう。

 

プライスアクションの説明は長くなってしまうので、別の記事にまとめました。

>> 【FX初心者向け】プライスアクションの使い方【ローソク足がテーマです】

 

おすすめのMT4インジケーターだけに頼ると危険

インジケーターだけに頼ったエントリーは超危険です。

 

なぜなら、インジケーターの役割は、「補助」だからです。

 

下記で、詳しく解説します。

 

インジケーターは、「加工データ」

インジケーターは、チャートの価格から作られたデータです。

 

たとえば、21SMAは、

21期間の終値の平均をチャートにプロットして、それを線で結んだのが21SMAになります。

 

つまり、「平均値」であって、「加工データ」ってことがわかります。

 

FXチャートの本質は、「価格 = 生データ」であって、「加工データ」ではありません。

 

なので、インジケーターにのみ頼ったトレードは危険なので、インジケーターは補助的に使うといいですよ。

 

チャートの本質は、「生データ 」

では、どうやってチャートの本質である「価格 = 生データ」をみるかですが、結論、プライスアクションです。

 

これに尽きます。

 

プライスアクションありきで、インジケーターを補助的に使うをおすすめします。

 

これについては、別記事で紹介してますので、よかったら読んでみてください。

>> 【FX初心者向け】プライスアクションの使い方【ローソク足がテーマです】

>> 押し目買いと戻り売りの手法を解説します【トレードで勝つ唯一の方法】

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