FX

【FX相場】ローソク足の全24パターンを徹底解剖します

2020年5月27日

FXのトレードをしているんですが、ローソク足がいまいちわかりません。どのローソク足に注目したらいいんですか?ローソク足の使い方を教えてください。

 

こんな悩みを解決します。

 

読んでほしい人

・FX初心者
・ローソク足の見方がわからない人
・ローソク足の使い方を知りたい人

 

この記事を読むと...

・ローソク足の理解が深まる
・ローソク足の種類と見方がわかる
・ローソク足の使い方がわかる

 

この記事の内容

・【FX】ローソク足とは?【パターンの前に】
・【FX】ローソク足のパターン24選
・【FX】ローソク足のパターン別使い方

 

【FX】ローソク足とは?【パターンの前に】

まず、ローソク足から解説します。

 

ローソク足とは、始値(OPEN)、終値(CLOSE)、高値(HIGH)、安値(LOW)、これら4つの値を示したものです。

 

4つの値を4本値と言います。

 

4本値

4本値は下記の通りです。

・始値(OPEN):最初についた価格
・終値(CLOSE):最後についた価格
・高値(HIGH):1番高かった価格
・安値(LOW):1番安かった価格

 

ローソク足1本ごとに4本値(4つの価格)があるってことを知っておけばOKです。

 

図で表すとこんな感じです。

 

 

次に、ローソク足の名称を確認しましょう。

 

実体とヒゲ

ローソク足には、実体とヒゲがあります。

 

 

実体の大きさとヒゲの長さによって、ローソク足の形状が変わります。

 

後半で詳しく解説しますので、ここでは実体とヒゲに注目するってことを覚えておいてください。

 

陽線、陰線、十字線

ローソク足は、大きく分けると3つの種類があります。

 

陽線と陰線と十字線

・陽線 :始値 < 終値
・陰線 :始値 > 終値
・十字線:始値 = 終値

 

ちょっとわかりにくいかもなので、図で表すとこんな感じです。

 

 

※ 下記、陽線は青、陰線は赤、十字線は緑で表す

 

ローソク足を大別すると「陽線」「陰線」「十字線」の3つですが、それぞれにパターンがあります。

 

陽線、陰線、十字線のパターン

陽線 :8パターン
陰線 :8パターン
十字線:4パターン

 

これらの20パターン(8+8+4)に加えて、あと4パターンあるので、ローソク足のパターンは全部で24パターンになります。

 

 

では、ローソク足のパターン24選を徹底解剖していきます。

 

【FX】ローソク足のパターン24選

FXのローソク足は、全部で24パターンあります。

 

まず、ローソク足の全体図を紹介して、1個ずつ順に解説してきます。

 

ローソク足の全体図

陽線、陰線、十字線

大陽線、小陽線、大陰線、小陰線

丸坊主、寄り付き坊主、大引け坊主、下影、上影、コマ、カラカサ、トンカチ、一本線、同時線、トンボ、トウバ

 

図にするとこんな感じです。

 

 

順に解説していきます。

 

大陽線と大陰線

大陽線は3パターン、大陰線も3パターンあります。

 

大陽線と大陰線

① 陽の丸坊主と陰の丸坊主
② 陽の大引け坊主と陰の大引け坊主
③ 陽の寄付き坊主と陰の寄付き坊主

 

順に解説していきます。

 

① 陽の丸坊主と陰の丸坊主

丸坊主とは、上ヒゲも下ヒゲもなく実体が大きいローソク足のことです。

 

 

陽の丸坊主は、一直線に上昇しているため「強い上昇」を表し、陰の丸坊主は、一直線に下落しているため「強い下落」を表します。

 

② 陽の大引け坊主と陰の大引け坊主

大引け坊主とは、引けでヒゲがなく実体が大きいローソク足のことです。

※ 引け:ローソク足が閉じる(CLOSE)とき

 

 

陽の大引け坊主は、一旦下落したが、その後一直線に上昇しているため「強い上昇」を表し、陰の大引け坊主は、一旦上昇したが、その後一直線に下落しているため「強い下落」を表します。

 

③ 陽の寄付き坊主と陰の寄付き坊主

寄付き坊主とは、寄付きでヒゲがなく実体が大きいローソク足のことです。

※ 寄付き:ローソク足が開く(OPEN)とき

 

 

陽の寄付き坊主は、一直線に上昇したが引けにかけて下落したため「上昇中ではあるが売り気配」を表し、

陰の寄付き坊主は、一直線に下落したが引けにかけて上昇したため「下落中ではあるが買い気配」を表します。

 

以上が、大陽線3パターンと大陰線3パターンです。これらのローソク足の強さを最後にまとめておきます。

 

大陽線の強さと大陰線の強さ

大陽線:陽の丸坊主 > 陽の大引け坊主 > 陽の寄付き坊主
大陽線:陰の寄付き坊主 < 陰の大引け坊主 < 陰の丸坊主

 

では次で、小陽線と小陰線を解説します。

 

小陽線と小陰線

小陽線は5パターン、小陰線も5パターンあります。

 

小陽線と小陰線

① 下影陽線と下影陰線
② 上影陽線と上影陰線
③ 陽のコマと陰のコマ
④ 陽のカラカサと陰のカラカサ
⑤ 陽のトンカチと陰のトンカチ

 

順に解説していきます。

 

① 下影陽線と下影陰線

下影とは、上ヒゲに比べて下ヒゲが長く、実体が小さいローソク足のことです。

 

 

下影陽線は、「最初に大きく下落 ⇒ 上昇 ⇒ 最後に小さく下落」なので、「買い手有利」を表します。

下影陰線は、「最初に小さく上昇 ⇒ 下落 ⇒ 最後に大きく上昇」なので、同様に「やや買い手有利」を表します。

 

② 上影陽線と上影陰線

上影とは、下ヒゲに比べて上ヒゲが長く、実体が小さいローソク足のことです。

 

 

上影陽線は、「最初に小さく下落 ⇒ 上昇 ⇒ 最後に大きく下落」なので、「やや売り手有利」を表します。

上影陰線は、「最初に大きく上昇 ⇒ 下落 ⇒ 最後に小さく上昇」なので、「売り手有利」を表します。

 

③ 陽のコマと陰のコマ

コマとは、「上ヒゲの長さ ≒ 下ヒゲの長さ ≒ 実体の大きさ」のローソク足のことです。

 

ヒゲの長さと実体の大きさがだいたい同じぐらいのローソク足をコマと言います。

 

 

陽のコマ、陰のコマともに、買いと売りが拮抗していることを表します。

 

④ 陽のカラカサと陰のカラカサ

カラカサとは、下ヒゲが長く実体が小さいローソク足のことです。カラカサには上ヒゲはありません。

 

 

陽のカラカサは、一旦大きく下落した後、一直線に上昇しているため「強い上昇」を表します。

陰のカラカサは、一旦大きく下落した後、一直線に上昇したが終値が始値を更新できなかったため「やや強い上昇」を表します。

 

⑤ 陽のトンカチと陰のトンカチ

トンカチとは、上ヒゲが長く実体が小さいローソク足のことです。トンカチには下ヒゲはありません。

 

 

陽のトンカチは、一旦大きく上昇した後、一直線に下落したが終値が始値を更新できなかったため「やや強い下落」を表します。

陰のトンカチは、一旦大きく上昇した後、一直線に下落したため「強い下落」を表します。

 

以上が、小陽線5パターンと小陰線5パターンです。最後に小陽線と小陰線の強さをまとめておきます。

 

小陽線と小陰線の強さ

小陽線:陽のカラカサ > 下影陽線 > 陽のコマ > 上影陽線 > 陽のトンカチ
小陰線:陰のカラカサ < 下影陰線 < 陰のコマ < 上影陰線 < 陰のトンカチ

 

では次に、十字線4パターンを解説します。

 

十字線

十字線とは、「始値 = 終値」のローソク足のことです。十字線には4パターンあります。

 

十字線4パターン

① 一本線
② 同時線
③ トンボ
④ トウバ

 

順に解説していきます。

 

① 一本線

一本線とは、上ヒゲも下ヒゲもなく、始値と終値が同じローソク足のことです。つまり、価格が全く動いてないことを表します。

 

 

FXでは1分足チャートのみ一本線が出現しますので、これは覚えなくてOKです。

 

 ② 同時線

同時線とは、始値と終値が同じローソク足のことです。コマの実体がないバージョンですね。※上図参照

 

同時線は、コマと同様に買いと売りが拮抗していることを表します。また同時線は、寄引同時線とも言われたりします。

 

③ トンボ

トンボとは、下ヒゲが長く始値と終値が同じローソク足のことです。

カラカサの実体がないバージョンなので、トンボとカラカサはセットで覚えておくといいですよ。

 

 

トンボは、一旦大きく下落した後、大きく上昇しているため「強い上昇」を表します。

 

④ トウバ

トウバとは、上ヒゲが長く始値と終値が同じローソク足のことです。

 

トンカチの実体がないバージョンなので、トウバとトンカチはセットで覚えておくといいですよ。※上図参照

 

トウバは、一旦大きく上昇した後、大きく下落しているため「強い下落」を表します。

 

以上が、十字線4パターンです。

 

複合ローソク足

複合ローソク足とは、2つのローソク足をセットにしたローソク足のことです。

 

複合ローソク足には「はらみ足」「包み足」があり、それぞれ陽線、陰線があるので全部で4パターンになります。

 

複合ローソク足4パターン

① 陽のはらみ足
② 陰のはらみ足
③ 陽の包み足
④ 陰の包み足

 

順に解説していきます。

 

① 陽のはらみ足

陽のはらみ足とは、前の陰線が後の陽線をすっぽりはらんだローソク足のことです。

 

 

陽のはらみ足は、三角保ち合いを表しているので、「売りから買いへの反転シグナル」となることが多いです。

 

② 陰のはらみ足

陰のはらみ足とは、前の陽線が後の陰線をすっぽりはらんだローソク足のことです。※上図参照

 

陰のはらみ足は、三角保ち合いを表しているので、「買いから売りへの反転シグナル」となることが多いです。

 

③ 陽の包み足

陽の包み足とは、後の陽線が前の陰線をすっぽり包んだローソク足のことです。

 

 

陽の包み足は、拡大トライアングルを表しているため、「ブレイクした方向へ大きく動く」ことが多いです。

 

④ 陰の包み足

陰の包み足とは、後の陰線が前の陽線をすっぽり包んだローソク足のことです。※上図参照

 

陰の包み足は、拡大トライアングルを表しているため、陽の包み足と同様に「ブレイクした方向へ大きく動く」ことが多いです。

 

以上が、複合ローソク足4パターンです。

 

ここからは、ローソク足の使い方を解説していきます。

 

【FX】ローソク足の使い方【パターン別】

FXの参考書を見ると「陽のカラカサやトンボがチャートに出現したら、売りから買いのシグナルです。」みたいに書いてありますが、ローソク足だけを見て判断するのはNGです。

 

もちろん間違ってはないのですが、陽のカラカサやトンボが出現する場所にもよりますし、売りから買いに反転するには、下降トレンドが終焉する必要があります。

 

そのため、ローソク足だけを使うのではなくて、複合的に相場を見ていきましょう。

 

下記の3ステップでエントリーすれば、しっくりくると思います。

 

エントリーまでの流れ - 3ステップ

① ローソク足を確認する
② 上位足のサポートとレジスタンスを確認する
③ 下位足のトレンドが終焉したところでエントリー

 

では、順に解説していきます。

 

① ローソク足を確認する

反転シグナルとして使われるローソク足は下記の通りです。

● 売り ⇒ 買いへの反転シグナル

・下影陽線
・陽のカラカサ
・トンボ
・陽のはらみ足

● 買い ⇒ 売りへの反転シグナル

・上影陰線
・陰のトンカチ
・トウバ
・陰のはらみ足

 

トレードしている時間足で反転シグナルのローソク足が出現したかを確認しましょう。

 

② 上位足のサポートとレジスタンスを確認する

反転シグナルのローソク足が出現した場所に、上位足のサポートラインかレジスタンスラインがあるかを確認します。

 

上位足なので、日足4時間足でサポートラインとレジスタンスラインを探してみるといいですよ。

 

サポートラインとレジスタンスラインを引くには、正しく水平線を引く必要があります。

 

水平線については、下記の記事で詳しく解説しています。

FXチャートに水平線を正しく引く方法【ぶっちゃけすごく簡単です】

続きを見る

 

③ 下位足のトレンドが終焉したところでエントリー

「反転シグナルのローソク足 +上位足のサポート or レジスタンス」を確認したら、下位足のトレンドが終焉したところでエントリーします。

 

初心者の方であれば、1分足、5分足を使ってエントリーするのはNGです。理由は、1分足、5分足は相場の動きが早く難しいからです。

 

そのため、15分足で押し目、戻りのトレンドが終焉したところでエントリーしましょう。

 

エントリーポイントについては、下記の記事を参考にしてください。

FXのエントリーポイントは早すぎず、遅すぎないが適切です

続きを見る

 

まとめ

最後にまとめて終わります。

 

この記事では、FX相場で出現するローソク足24パターンとローソク足の使い方について解説しました。

 

ローソク足は大きく分けると3パターンです。

 

ローソク足

・陽線
・陰線
・十字線

 

陽線、陰線、十字線にそれぞれ種類があります。

 

ローソク足24パターン

● 陽線

・大陽線:陽の丸坊主、陽の大引け坊主、陽の寄付き坊主
・小陽線:下影陽線、上影陽線、陽のコマ、陽のカラカサ、陽のトンカチ

陽線、合計8パターン

● 陰線

・大陰線:陰の丸坊主、陰の大引け坊主、陰の寄付き坊主
・小陰線:下影陰線、上影陰線、陰のコマ、陰のカラカサ、陰のトンカチ

陰線、合計8パターン

● 十字線

一本線、(寄引)同時線、トンボ、トウバ

十字線、合計4パターン

これらの20パターンに加えて、複合ローソク足4パターンがあります。

● 複合ローソク足

陽のはらみ足、陰のはらみ足、陽の包み足、陰の包み足

 

ローソク足だけを見てエントリーするかどうかを判断するのはNGです。相場を複合的に見てエントリーしていきましょう。

 

エントリーするまでの流れ - 3ステップ

① 反転シグナルのローソク足を確認
② 上位足のサポート・レジスタンスを確認
③ 下位足のトレンドが終焉したところでエントリー

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