副業でFXをはじめたんだけど、仕事があってトレードする時間がとれません。ネットで、時間がない人は「4時間足トレードがおすすめ」ってよくみるんだけど、4時間足トレードってどうやってやるんですか?
こんな悩みを解決します。
読んでほしい人
・FX初心者
・サラリーマン
(仕事があってトレードする時間が少ない人)
・過去に下位足に翻弄された経験がある人
この記事を読むと...
・トレードする時間足が明確になる
・少ない時間でトレードできるようになる
・4時間足トレードの手法が学べる
この記事の内容
・4時間足トレードが最適な理由【FXの時間がない人向け】
・4時間足トレードの手法【FX初心者にも有効】
4時間足トレードが最適な理由【FXの時間がない人向け】
時間がなくてなかなかFXのトレードができない人は、4時間足でトレードするといいですよ。
4時間足トレードがおすすめな理由
理由①:4時間足なら仕事中でもFXのトレードできる
理由②:4時間足でトレードをすればチャートをみる回数が減る
理由③:下位足の動きに翻弄されなくなる
理由④:上位足の重要性がわかる
理由⑤:大きい利益が取れる場面が簡単にわかる
これらを順に解説していきます。
理由①:4時間足なら仕事中でもFXのトレードできる
4時間足とは、4時間おきに形成されるローソク足のことで、1日にできる4時間足は全部で6本です。
24時間 ÷ 4時間 = 6本
4時間おきに4時間足を確認してエントリーするかどうかを決めればいいので、サラリーマンの方でも余裕でトレードができますね。
スマホで4時間おきにアラートが鳴る設定をしておくといいですよ。
休憩時間とか、お昼休みにチャートをみてるとエントリーしたくなっちゃうので、下記をルーティンにするといいです。
アラートが鳴る
↓
チャートをみる
↓
エントリーするかどうか決める
理由②:4時間足でトレードをすればチャートをみる回数が減らせる
仕事中にチャートが気になって、トイレの個室でチャートをみちゃうことってないですか?
チャートをみる回数が増えれば増えるほどエントリーしたくなりますので、最初はエントリー回数を減らしたほうがいいですよ。
無駄なエントリーでの負けを減らせば、月の収支をプラマイ0ぐらいには簡単にもっていくことができます。
私がよくやっていた仕事中のダメトレードを紹介します。
10分休憩にスマホでチャートをみる
↓
なんかあがってるからロングしとくか
(ポチッ)
↓
仕事に戻る
↓
気づいたら、めっちゃ含み損…
こんなトレードをしていたらいつまで経っても成長しませんので、同じようなことをしている人はいますぐやめたほうがいいです。
具体的には、4時間おきに1回だけチャートをみる習慣を身につけましょう。
これなら休憩時間やお昼休みにチャートをみなくて済むので、無駄なエントリーが激減しますよ。
理由③:下位足の動きに翻弄されなくなる
4時間足でトレードする習慣が身につくと、下位足の動きに翻弄されなくなります。
下記の画像をご覧ください。
「4時間足が下ヒゲ + 実体で切り番を抜けていない」のに、初心者だと15分足の大陰線の動きに翻弄されてショートのエントリーをしてしまいます。
4時間足トレードが身についていれば、ここでショートしようとは思いませんよ。
理由④:上位足の重要性がわかる
ローソク足には強さがあります。
ローソク足の強さ
月足 > 週足 > 日足 > 4時間足 > 1時間足 > 30分足 > 15分足 > 5分足 > 1分足
つまり、下位足は上位足に支配されているってことです。ちょっとわかりにくいかもなので具体例をあげると、
例1)「4時間足の押し目買い」 vs 「1時間足の戻り売り」
ローソク足の強さは、
4時間足 > 1時間足
なので、「4時間足の押し目買い」が勝つことになります。
もちろんFX相場に絶対はないので、必ず勝つってわけではありません。「4時間足の押し目買い」が勝つことが多いってことです。
例2)「週足のサポート」 vs 「日足のレジスタンス」
週足 > 日足
なので、週足のサポートが勝つ可能性が高いことがわかりますね。
こんな話をすると、「ローソク足の強さを考えれば、月足が最強なんだから、月足や週足でトレードすればいいんじゃないの?」ってツッコミが入りそうなので、これについても少し解説します。
結論、デイトレードには向かないが答えなんですが、もうちょっと深堀りします。
月足は、1ヶ月に1回のペースでローソク足ができます。1ヶ月に1回しかエントリーチャンスがないと、年12回しかエントリーチャンスがありません。
スイングトレーダーならいいのですが、年に最大で12回しかトレードしないって考えると、反省材料も少ないので、経験値がたまるまでに時間がかかりすぎます。
なので、まずは4時間足トレードから始めるのがいいかなと思います。
ちょっと補足しておくと、ローソク足には動きの早さもあります。
ローソク足の動きの早さ
1分足 > 5分足 > 15分足 > 30分足 > 1時間足 > 4時間足 > 日足 > 週足 > 月足
1分足や5分足は、4時間足に比べてローソク足の動きが早いので、下位足の早い動きに翻弄されてエントリーしまくっちゃうんですね。
下位足は相場の動きが早いってことを頭に入れておくだけでも、エントリーの意識が変わりますよ。
理由⑤:大きい利益が取れる場面が簡単にわかる
上記で説明した通り、上位足の動きがわかると、下位足の早い動きに翻弄されなくなります。
下位足はミクロな世界なので、取れる値幅も短いです。
画像の相場を整理すると、
① 107円の切り番で下げ止まる
② 107円で4時間足のピンバー出現
③ 約20PIPSのレンジ(ミクロな世界)
④ レンジ抜け(ミクロな世界脱出)
⑤ 切り番107.5円に1時間ほどで到達
レンジ(ミクロな世界)とレンジブレイク後(ミクロな世界脱出)の滞在時間を考えると、
レンジ(ミクロな世界)の滞在時間
:12時間超
107.5円に到達するまでの時間
:約1時間
上位足の重要性がわかっていれば、レンジの中でエントリーを連発して、無駄な損切りをすることもなくなりますよ。
【結論】トレードする時間足は、4時間足にしましょう
初心者のころにやりがちなのが、トレードする時間足があいまいになってしまうことです。
「4時間足でエントリーしよう!」って決めていても、下位足の動きに翻弄されて、気づかないうちに5分足とか1分足とかでエントリーしてしまうことがよくあります。
最初はシンプルに、4時間足でトレードするのがおすすめです。
理由①:4時間足なら仕事中でもFXのトレードできる
理由②:4時間足でトレードをすればチャートをみる回数が減らせる
理由③:下位足の動きに翻弄されなくなる
理由④:上位足の重要性がわかる
理由⑤:大きい利益が取れる場面が簡単にわかる
4時間足トレードの手法【FX初心者にも有効】
ここからは実際に、どうやって仕事中に4時間足でトレードしていくかについて解説していきます。
前提:4時間足1本分を取りに行く
4時間足の大陽線、または、大陰線1本分を取りにいくイメージです。
もちろん相場によっては、大陽線2本分を取りにいく展開もあるのですが、最初は、4時間足1本分をしっかり狙って取れるようになりましょう。
ルール①:4時間足の確定を待つ
4時間足が確定してから、エントリーするかどうかを判断します。
4時間足が確定してないのに、ピンバーになりそうだからと自分の予測でエントリーするのはNGです。
初心者のうちは、下記の画像のようになりがちです。
なので、4時間足が確定するまで待ちましょう。
ルール②:反転サインのプライスアクションを4時間足で確認する
反転サインとしてみるのは、下記の2つです。
反転サイン
・ピンバー
・はらみ足
プライスアクションについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
-
【FX初心者向け】プライスアクションの使い方【ローソク足がテーマです】
続きを見る
ルール③:ブレイクしたらエントリー
4時間足でピンバーかはらみ足を確認したら、エントリーする準備に入ります。
反転サインがピンバーであれば、エントリー方向にブレイクしたらエントリー、
反転サインがはらみ足であれば、母線をブレイクしたらエントリーです。
初心者のうちは、ルール①②③をしっかり守って、まずは、4時間足でローソク足のプライスアクションをみれるように練習しましょう。
ルール①②③がきちんとできるようになったら、次は、水平線と移動平均線を意識するといいですよ。
補足としてこれらを紹介しておきます。
補足①:FX相場で意識される水平線は、たったの4つ
初心者トレーダーは、水平線が正しく引けてないことが多いです。
意識される水平線は、サポートライン、レジスタンスライン、切り番、押し安値、戻り高値、ネックラインです。
もうちょっと整理すると、
・サポートライン(レジスタンスライン)
・切り番
・押し安値(戻り高値)
・ネックライン
最初は、50PIPS刻みの切り番だけでも水平線を引いておくといいですよ。
こんな感じです。
切り番の付近で4時間足の反転サインがでたら、おもいきってブレイクでエントリーしてみてください。
補足②:単純移動平均線のサポートを使う
私は、21期間の単純移動平均線をチャートに表示しています。
単純移動平均線:Simple Moving Average
と言うので、下記では、21期間の単純移動平均線を21SMAと略しますね。
21SMAは押し目買い、戻り売りのサインとして使われることが多いので、21SMAをチャートに表示しておくといいです。
注意点は、4時間足の21SMAのみに注目することです。
5分足や15分足、1時間足の21SMAは捨ててOKです。
4時間足でローソク足のプライスアクションがみれるようになったら、下位足の21SMAをみてみるといいですよ。
まとめ
ちょっと長くなったので、最後にまとめて終わります。
4時間足トレードがサラリーマンに最適な5つの理由【FX初心者向け】
理由①:4時間足なら仕事中でもFXのトレードできる
理由②:4時間足でトレードをすればチャートをみる回数が減る
理由③:下位足の動きに翻弄されなくなる
理由④:上位足の重要性がわかる
理由⑤:大きい利益が取れる場面が簡単にわかる
4時間足トレードの手法【FX初心者にも有効】
ルール①:4時間足の確定を待つ
ルール②:反転サインのプライスアクションを4時間足で確認する
ルール③:ブレイクしたらエントリー