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FXポジポジ病の5つの症状と克服方法を紹介【初心者は診療すべし】

2020年4月24日

環境認識をしてシナリオを立てているのに、シナリオとはまったく違うところでエントリーをしてしまいます。ポジポジ病だってわかっているのに、なかなか治りません。

 

こんな悩みを解決します。

 

読んでほしい人

・FX初心者
・ポジポジ病から抜けだせない人
・無駄なエントリーが多い人
・ポジションを持たないと落ち着かない人

 

この記事を読むと...

・あなたがポジポジ病かどうかわかる
・ポジポジ病を克服するきっかけが得られる
・FXのトレードがグッと楽になる

 

この記事の内容

・FX初心者がかかるポジポジ病とは?
・ポジポジ病の5つの症状 - FXあるある
・ポジポジ病を克服するとFXが楽になる

 

FX初心者がかかるポジポジ病とは?

ポジポジ病のポジとはポジションのことで、トレーダー用語で、「ポジションを持つ = ポジる」って言ったりします。

 

ポジポジ病とは、むやみやたらにポジションをたくさん持つことを意味します。

 

なにも考えずにロングしてみたり、「だめだー」と損切りしてすぐに、ドテンでショートしてみたりと、要するに、エントリーを乱発することですね。

 

ポジポジ病は、無駄なエントリーに直結します。なぜなら、根拠のあるエントリーではなく、感情でのエントリーだからです。

 

ポジポジ病の克服方法をみる前に、まずは、ポジポジ病の症状からみていきましょう。

 

ポジポジ病の5つの症状 - FXあるある

よくあるポジポジ病の症状を5つ紹介します。

もし1つでも該当すれば、要注意ですよ!

 

朝起きてスマホをみた瞬間エントリー

経験あると思いますが、

朝起きる

ベッドで横になりながらスマホをひらく

チャートをみた瞬間エントリー!

ってやつです。

 

わたしも、よくやっていました。笑

 

これほんとに不思議で、朝スマホでチャートをみると、絶好のエントリーポイントな気がして、ついついポジっちゃうんですよね。

 

よく考えてみたらわかるんですが、朝起きた瞬間に絶好のエントリーポイントがやってくるなら、みんな朝起きた瞬間にエントリーしますよね。

 

脳が起きてない状態でのエントリーは、根拠のないエントリーと一緒です。

 

マイルールを作って、朝起きてスマホをみた瞬間にエントリーしないようにしましょう。

 

ちなみに、わたしが試した改善方法はこれらです。

・寝起きの1発目は、パソコンでチャートをみる
・スマホでトレードしないというルールを作る
・環境認識をしてからでないとエントリーしない

 

トレンドに乗れず、あせってエントリーしたら高値掴み

 

『押し目待ちに押し目なし』

 

という相場格言があるように、強いトレンド相場って意外にエントリーがむずかしいんですよね。

 

押し目を待っていると、相場がどんどん上昇してすごく焦る

押し目を作らないから、おもいきって高値ブレイクでエントリー

エントリーしたところが天井で逆行

一瞬たりとも含み益にならず、むなしくも損切り

 

こんな感じです。

 

改善方法は、この次で紹介します。

 

壁から跳ね返ってきたボールが顔面直撃

わかりやすく説明するために、テニスの壁打ち練習を例にあげます。

壁にむかってテニスラケットでボールを打つ

壁から跳ね返ってきたボールを再び打つ

(くりかえし)

 

壁打ちをしたことある人なら、1度は経験があると思いますが、

壁に近いところから壁にむかってボールをおもいっきり打つ

跳ね返ってきたボールが顔面に直撃

 

こんな経験したことないですか?
これめちゃくちゃ痛いですよね?

 

めちゃくちゃ痛いってわかっているのに、FX相場だと、顔面直撃をよくやります。

 

これを詳しく解説していきます。

 

FX相場で壁となるのは、サポートライン、レジスタンスライン、切り番、押し安値、戻り高値、ネックラインです。

 

もうちょっと整理すると、

・サポートライン(レジスタンスライン)
・切り番
・押し安値(戻り高値)
・ネックライン

 

FX相場で壁となるのは、たったの4つだけです。

 

 

テニスの壁打ち練習では、壁が目の前にみえています。なので、顔面直撃を1回経験すれば、2度と近い距離からボールを打たないと学びます。

 

一方で、FX相場だと、4つの壁がみえていないので、ポジポジ病を発動して、顔面直撃をくりかえします。

 

4つの壁がみえていれば、ポジポジ病にならないですよ。

 

壁の近くでは顔面直撃する可能性が高いので、エントリーを控えましょう。

 

・FX相場では4つの壁がある
・高値ブレイクでエントリーする前に、壁がないか確認する
・4つの壁の近くではエントリーをしない

 

ブレイクアウトエントリーでだましにあう

レンジ相場でよくやりがちなのが、ブレイクアウトエントリーでだましにあうことです。

 

レンジ相場になりやすいのは、先ほど紹介した壁の近くです。

 

レートが4つの壁の近くに近づいてきたら、「そろそろレンジになるかも」という予感をいだきましょう。

 

下記の丸印をみてみてください。111.5円の切り番(壁)でレンジになっています。

 

 

こういったところで「抜けた!」と思ってロングのエントリーをくりかえしていると、重度のポジポジ病になります。

 

レンジ相場でのポジポジ病を克服するには、レンジ相場ではトレードしないというルールをつくるといいですよ。

 

FXは、レンジを抜けてからのほうがぶっちゃけ簡単です。

 

どうしても、我慢できずにトレードしてしまう人は、以下のポイント意識してみてください。

・レンジの上限と下限を決める
・レンジ上限(または下限)までレートがくるのを待つ
・逆張り

 

レンジを抜けて、ぐんぐん相場があがっていくイメージを持ってしまいがちなんですが、レンジって思っている以上に長いです。

 

なので、レンジ上限までひきつけてのショート、レンジ下限までひきつけてのロングが有効ですよ。

 

だましによくあう人は、レンジ上限でロング、レンジ下限でショートをやっているから、重度のポジポジ病になってしまうんですね。

 

壁の近くではレンジ相場になりそうだなという予感を持つことと、レンジ相場でのエントリーはしないというルールを作り徹底しましょう。

 

突発的な動きに反応してポジる

経済指標が発表されるときは、いままでの相場の動きと比べて、急激にはやく相場が動くことがよくあります。

 

急騰・急落の動きに反応してしまい、ついついポジってしまうんですね。

 

このポジポジ病を克服するには、経済指標の発表時はポジションを持たないというルールと作ることをおすすめします。

 

やり方は、以下のとおりです。

① 経済指標カレンダー(https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)をひらく
② ★★★の経済指標をチェック
③ ★★★の経済指標が発表されるときはノーポジ

 

これだけです。

★☆☆(星1)や★★☆(星2)の経済指標は、特に気にしなくてOKです。

 

ポジポジ病を克服するとFXが楽になる

ポジポジ病って、「病」という漢字が入っているので、つまり病気ですよね。

 

上記で紹介した5つのポジポジ病の症状の中で、1つでもあてはまるものがあれば、ポジポジ病を治療したほうがいいです。

 

ポジポジ病をずっとかかえたままトレードしていると、FX相場から退場させられてしまいます。ほんと時間の問題ですよ...

 

ただ、ポジポジ病を克服できれば、FXがグッと楽になりますので、その話を下記でしますね。

 

1日のトレード回数が減る

ポジポジ病をかかえている時期は、1日のエントリー回数が無駄に多いです。

 

スキャルパーでもないのに、1日に10回とかエントリーすると、完全にポジポジ病ですね。

 

わたしも初心者のころは、「トレード回数が減る = エントリーチャンスを見逃す」って考えていたのですが、トレード回数を減らすってメリットしかないですよ。

 

トレード回数を減らしトレード分析に時間をかける

1日に10回エントリーしていたら、10個のトレードを分析する必要があります。

 

これが、週5日つづけば、1週間で50回のエントリーです。週末に50個のエントリーを分析するなんて、途中で挫折しそうですよね。

 

ちなみに、わたしは1日のエントリーは3回までというルールにしています。

 

多くて3回なので、1日に1回しかエントリーしない日もあれば、1回もエントリーしない日もあります。

 

3回 × 5日 = 15回

 

15回ぐらいであれば、1日でトレード分析ができますし、トレード分析の質があがりますよ。

 

トレード分析するときは、以下のポイントを意識するといいです。

・なぜそこでエントリーしたのか?(根拠 = 原因)
・損切り(利食い)は適切なレートだったか?(結果)

 

根拠(原因)と結果があきらかになれば、自然と改善点がみえてきますよ。

 

ちょっと長くなったので、最後にまとめです。

ポジポジ病を克服する方法

① 朝起きた瞬間にエントリーしない
② 壁にむかってエントリーしない
③ レンジ相場ではエントリーしない
④ 経済指標発表前はエントリーしない

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