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FXのトレードが24時間できる仕組みを解説します【祝日OK】

2020年6月12日

FXのトレードは24時間できるってほんとですか?なぜ24時間トレードができるのでしょうか?逆にトレードができない日はありますか?

 

こんな悩みを解決します。

 

読んでほしい人

・FX初心者
・FX市場の仕組みを知りたい人
・FXのトレード時間を知りたい人

 

この記事を読むと...

・FX市場の理解が深まる
・24時間トレードできる仕組みがわかる
・FXのトレードができない日がわかる

 

この記事の内容

・FXのトレードが24時間できる理由
・FXのトレードができない時間
・FXの3大市場をトレード時間別に解説

 

FXのトレードが24時間できる理由

 

FXは為替市場で取引が行われます。為替は「お金の交換」という意味なので、為替市場は「お金を交換するマーケット」と覚えておきましょう。

 

海外旅行に行ったことある方ならピンとくるかと思いますが、たとえばアメリカに行くなら、日本円をアメリカドルに交換してから行きますよね。

 

アメリカ人が日本に旅行するときも同じです。アメリカドルを日本円に交換してから、日本に旅行に来ます。

 

ということは、為替市場は日本だけでなく世界中にあるってことがわかりますね。

 

為替市場は世界中にある

 

日本の為替市場が閉まっていたとしても、世界のどこかの為替市場が開いているためFXは24時間トレードできるって仕組みです。

 

 

では、為替市場の1日の流れを見てみましょう。ポイントは、1日の中でどこの国が早く朝を迎えるかを考えればしっくりくると思います。

 

ちょっとよくわからない方は、小学生のときに習った日付変更線をググってみてください。

 

為替市場の1日の流れ

ウェリントン市場(ニュージーランド)
5時OPEN - 14時CLOSE

シドニー市場(オーストラリア)
7時OPEN - 16時CLOSE

東京市場(日本)
8時OPEN - 17時CLOSE

ロンドン市場(イギリス)
17時OPEN - 2時CLOSE

ニューヨーク市場(アメリカ)
21時OPEN - 7時CLOSE

※ これらは全て日本時間です

 

まずニュージランドのウェリントン市場からオープンして、次にオーストラリアのシドニー市場、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場といった順番で為替市場がオープンしていきます。

※厳密には他にも為替市場はありますが、割愛しています

 

そのため、日本市場が閉まっても他の為替市場が開いているので、FXのトレードは24時間できるってわけです。

 

 

上図は、冬時間です。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では夏時間(サマータイム)を採用している国があるので、夏時間になると時間が変わるので要注意です。

【FX相場の夏時間には要注意】注意する3つのポイントを解説します

続きを見る

 

夏時間だとこんな感じです。

 

 

「7時から14時まではシドニー市場だ」みたいに細かく覚える必要はないですよ。今どこの為替市場でトレードしているかを意識しておけばOKです。

 

詳しくは後半で解説します。

 

FXのトレードができない時間

 

FXのトレードは24時間できるので、トレードができない時間はないですが、土日と海外の大きな祝日はトレードができないので要注意です。

 

FXのトレードができない日

・土日
・クリスマス、大晦日、元旦

 

土日は全ての為替市場が閉まっているため、FXのトレードはできません。

 

例外的に開いている為替市場がありますが、マイナー通貨の取引のみとなるので、土日はトレードできないという認識でOKです。

 

一方、祝日はトレードできます。理由は、日本が祝日だと東京市場は休場ですが、他の国には関係がないので、他の為替市場はオープンしているからです。

 

ただし、クリスマス、大晦日、元旦はトレードができません。世界共通の祝日はトレードできないと覚えておくといいですよ。

※ 厳密には時間短縮でトレードができるのですが、相場が全然動かないのでトレードしないほうがいいです

※ 日本だとクリスマスは祝日ではありません。ちょっとした豆知識?ですかね

 

FXの3大市場をトレード時間別に解説

 

ここまでをちょっと整理してみます。

 

FXのトレードができる時間、できない日

・24時間トレードできる
・土日はトレードできない
・祝日はトレードできるが、
・クリスマス、大晦日、元旦はトレードできない

 

世界中に為替市場があるため、FXのトレードは24時間できますが、すべての市場を覚える必要はありません。

 

3大市場と呼ばれる重要な3つの市場だけ覚えましょう。

 

FXの3大市場

・東京市場
・ロンドン市場
・ニューヨーク市場

 

「8時ー17時」が東京市場で、
「17時ー2時」がロンドン市場で、
「22時ー7時」がニューヨーク市場みたいに覚えると頭が混乱します。

 

為替市場の開始時刻は、現地時間の8時

 

これだけ覚えておけばOKです。あとは時差を使って計算しましょう。

 

夏時間の場合

夏時間の場合、東京との時差は下記です。

・ロンドン  :+8時間
・ニューヨーク:+13時間

 

時差がわからなくなったら、こんな感じでググってみてください。

 

 

現地時間8時に、上記の数字を足せば開始時刻が計算できます。

 

・ロンドン市場の開始時刻
:8時 + 8時間 = 16時

・ニューヨーク市場の開始時刻
:8時 + 13時間 = 21時

 

冬時間の場合も見てみましょう。

 

冬時間の場合

東京との時差

・ロンドン  :+9時間
・ニューヨーク:+14時間

 

↓現地時刻8時に上記の数字を足す

 

・ロンドン市場の開始時刻
:8時 + 9時間 = 17時

・ニューヨーク市場の開始時刻
:8時 + 14時間 = 22時

 

ちょっとまとめます。

 

● 夏時間

東京市場    : 8時OPEN
ロンドン市場  :16時OPEN
ニューヨーク市場:21時OPEN

● 冬時間

東京市場    : 8時OPEN
ロンドン市場  :17時OPEN
ニューヨーク市場:22時OPEN

 

結論、夏時間では「8時、16時、21時」、冬時間では「8時、17時、22時」を意識すればOKってことです。

 

夏時間について詳しくは、【FX相場の夏時間には要注意】注意する3つのポイントを解説しますの記事を参考にしてください。

 

最後に、3大市場の特徴をトレード時間別に解説します。

 

東京時間

東京時間はアジア地域に住むトレーダーがトレードする時間帯なので、ロンドン時間、ニューヨーク時間に比べて相場の値動きが穏やかな傾向があります。また「ゴトー日」と呼ばれる5と0がつく日(5日、10日など)は、日本企業の決算日と重なるため、9時55分の仲値決めに向けてドルが買われる傾向があります。

 

とFXの参考書なんかには書いてありますが、東京時間はチャンスが少ないと覚えておけばOKです。

 

東京時間は仕事をされている方が多いと思うので、無理にトレードをしないことです。チャンスが多いロンドン時間以降にトレードしましょう。

 

東京市場の開始時刻

・冬時間:8時
・夏時間:8時

 

東京市場は、夏時間、冬時間ともに8時から始まります。理由は、日本はサマータイムを導入してないからですね。

 

ロンドン時間(欧州時間)

ロンドン時間になるとマーケットが活発になります。エントリーチャンスが増えるので、兼業でトレードしている方はここからがチャンスですよ。

 

ロンドン市場の開始時刻

・夏時間:16時
・冬時間:17時

 

ニューヨーク時間

ニューヨーク時間になるとマーケットが1番活発になるので、ガンガントレードしていきましょう。経済指標の発表や要人発言もニューヨーク時間にあるので、経済指標カレンダーをチェックしておきましょう。

 

ニューヨーク市場の開始時刻

・夏時間:21時
・冬時間:22時

 

まとめ

最後にまとめて終わります。

 

この記事では、FXのトレードができる時間とその仕組について解説しました。

 

ポイントを整理します。

・FXのトレードは24時間できる
・土日はトレードできない
・祝日はトレードできるが、
・クリスマス、大晦日、元旦はトレードできない

 

FXのトレードをするときは、今どこの市場でトレードをしているかを意識する必要がありました。

 

すべての為替市場を覚える必要はありません。下記の3つだけでOKです。

 

3大市場

・東京市場
・ロンドン市場
・ニューヨーク市場

 

3大市場の開始時刻は頭に入れておきましょう。そうすれば、今どこの市場(どこの時間)でトレードしているかがわかりますよ。

 

●夏時間
⇒「8時、16時、21時」

●冬時間
⇒「8時、17時、22時」

 

以上です。トレードする時間帯がわかったと思うので、次はトレード手法を見てみるといいですよ。

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