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【FX】ペナントのトレードは簡単ですが、出現場所に要注意です

2020年5月31日

FXのトレードをしています。ペナントのブレイクでエントリーするのですが、ダマシによくあいます。なぜでしょうか?

 

こんな悩みを解決します。

 

読んでほしい人

・FX初心者
・ペナントでダマシによくあう人
・ペナントで損切り貧乏になる人

 

この記事を読むと...

・ペナントの理解が深まる
・ペナントの出現場所がわかる
・ペナントのトレード方法がわかる

 

この記事の内容

・【FX】ペナントとは?
・【FX】ペナントの出現場所
・【FX】ペナントのトレード方法

 

【FX】ペナントとは?

ペナントとは、細長い三角旗の型をしたチャートパターンの1つです。

 

 

上昇トレンド中に出現したペナントを「上昇ペナント」、下降トレンド中に出現したペナントを「下降ペナント」と言います。

 

ペナントはトレンド相場に出現します。レンジ相場には出現しませんので注意してくださいね。

 

ペナントは三角保ち合い(さんかくもちあい)とも言いますとFXの参考書に書いてあるのですが、ペナントと三角保ち合いは違いますよ。

 

ペナントはトレンド相場、三角保ち合いはレンジ相場に出現するっていう違いがあるので混同しないようにしましょう。

 

さて、チャートパターンは大きく分けると3つあります。

 

FXのチャートパターン

・継続パターン:トレンドと同じ方向にいく
・反転パターン:トレンドと逆の方向にいく
・両側パターン:どちらにもいく可能性あり

 

これら3つのパターンには、それぞれ下記のチャートパターンがあります。

 

・継続パターン:フラッグ、ペナント、レクタングル
・反転パターン:ダブルトップ(ボトム)、(逆)三尊、ウェッジ
・両側パターン:ボックス、トライアングル

 

この記事では、継続パターンのペナントを解説します。

 

ペナントのトレードは簡単ですが、ペナントが出現する場所に注意が必要ですよ。

 

【FX】ペナントの出現場所

ペナントは継続パターンです。

 

従って、上昇ペナントであれば目線は買い、下降ペナントであれば目線は売りなのですが、ペナントの出現場所を知っておかないと痛い目にあいますよ。

 

まずは、上昇ペナントの出現場所から解説します。

 

上昇ペナントの出現場所

押し目買いゾーンの上

 

押し目買いゾーンとは、押し目買いをする価格帯のことで、押し目買いゾーンまで押し目をつけてに下がってきたら押し目買いをしていきます。

 

押し目買いゾーンの上とは、押し目買いゾーンよりも上の価格帯です。

 

つまり、押し目買いゾーンまで押し目をつけずに、押し目買いゾーンの上で上昇ペナントを形成します。

 

ちょっとよくわからないかもなので、下記の図をご覧ください。

 

 

上図の赤丸の地点では、押し目買いゾーンまで価格が下がってきたら押し目買いをしようと待ち構えています。

 

相場に絶対はないので、押し目買いゾーンまで価格が下がらずに上がっていくこともありますね。

 

上昇ペナントはこのケースです。押し目買いゾーンの上で上昇ペナントを形成して、そのまま上昇トレンド継続っていうパターンです。

 

もちろん、下記のように押し目買いゾーンまで下がってきて上昇ペナントを形成することもあります。

 

 

でもこれは簡単ですよね。理由は、押し目買いゾーンまで下がってきているので、押し目買いをする準備ができているからです。

>> 押し目買いと戻り売りの手法を解説します【トレードで勝つ唯一の方法】

 

押し目買いゾーンまで価格が下がらずに上昇してしまったらエントリーするタイミングが計れませんが、上昇ペナントの出現場所を理解していたら問題なくエントリーできますよ。

 

上昇ペナントのエントリーポイントは後半で解説します。

 

下降ペナントの出現場所に移る前に、上昇ペナントでダマシにあう理由を解説しておきます。

 

上昇ペナントでダマシにあう理由

理由は下記2つです。

① 上昇ペナントではない
② 天井圏に気づいていない

 

まず1つ目は、上昇ペナントではなく三角保ち合いでトレードしている可能性があります。

 

三角保ち合いはレンジ相場なので、ブレイクでエントリーするのは当然NGですよ

>> 【FX】トライアングルは三角保ち合いなのでレンジトレードに徹するべし

 

2つ目は、上昇ペナントではあるが相場の天井圏に気づいてない可能性があります。

 

天井圏では上位足の戻り売りが入ってきますので、天井圏でのロングは非常に危険ですよね。

 

チャートに水平線を正しく引けば、天井圏を簡単に見つけることができますよ。

>> FXチャートに水平線を正しく引く方法【ぶっちゃけすごく簡単です】

 

では、下降ペナントの出現場所を解説していきます。

 

上昇ペナントの逆パターンなので簡単に解説していきますね。

 

下降ペナントの出現場所

戻り売りゾーンの下

 

戻り売りゾーンとは、戻り売りをする価格帯です。戻り売りゾーンまで価格が上がってきたら戻り売りをしていきます。

 

下降ペナントは、戻り売りゾーンの下で形成されることが多いです。こんな感じです。

 

 

戻り売りゾーンまで価格が戻ってきたら戻り売りができますが、戻り売りゾーンまで価格が戻ってこなかったら下降ペナントを使ってショートしましょう。

 

では最後に、ペナントのトレード方法を解説します。

 

【FX】ペナントのトレード方法

上昇ペナントは買い、下降ペナントは売りでエントリーします。

 

エントリーポイントは、上昇ペナントであれば上限ブレイク、下降ペナントであれば下限ブレイクです。

 

 

ペナントのエントリーはとても簡単です。

 

理由は、相場に勢いがあるからです。

 

上昇ペナントであれば、押し目買いゾーンまで下がらずに上がっていくため買いが強いことがわかります。

 

同様に、下降ペナントであれば売りが強いとわかります。

 

ペナントでダマシにあうことが多いと思っている方は、ペナントと三角保ち合いを混同している可能性があるので要注意ですよ。

 

まとめ

最後にまとめて終わります。

 

この記事では、継続パターンのペナントについて解説しました。

 

ペナントとは?

・有名なチャートパターンの1つ
・トレンド相場にのみ出現
・継続パターン
⇒上昇ペナントなら買い
⇒下降ペナントなら売り

 

ペナントは出現する場所に注意が必要です。

 

ペナントの出現場所

・上昇ペナント:押し目買いゾーンの上
・下降ペナント:戻り売りゾーンの下

 

ダマシにあうことが多い人は、ペナントと三角保ち合いを勘違いしている可能性がありますよ。

 

ペナントのエントリーポイント

・上昇ペナント:上限ブレイク
・下降ペナント:下限ブレイク

 

ペナントの次は、継続パターンのレクタングルをマスターするといいですよ。

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