FXは待つことが大切だって言われたんですけど、待てずにエントリーしてしまいます。そもそもなにを待てばいいかわからないです…
こんな悩みを解決します。
読んでほしい人
・待てずにエントリーする人
・何を待てばいいかわからない人
この記事を読むと...
・待てない原因がわかる
・なにを待てばいいか明確になる
この記事の内容
・【FX】待てない原因
・【FX】トレンド相場で待つ
・【FX】レンジ相場で待つ
目次
【FX】待てない原因
FXのトレードでは「待つ」ことがとても大切です。FXのマーケットは24時間ひらいているので、いつでもトレードできますが、いつでも勝てるというわけではありませんよ。
FXで大切なことは、勝てる相場で勝負することです。言い換えると、勝てる相場になるまで待つってことですね。
待てない原因は人それぞれだと思いますが、経験的に3つの原因があると思います。
・環境認識ができていない
・エントリー根拠があいまい
・勝ちパターンがない
順に解説します。
環境認識ができていない
毎朝、環境認識をして、その日のシナリオを立てると思います。根本的にシナリオが間違っていたら、トレードしても勝てないのは当然ですよね。
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環境認識をして、シナリオが正しくてもトレードで負けることがあります。次に考えられる原因は、エントリー根拠があいまいなことです。
エントリー根拠があいまい
エントリー根拠とは、なぜエントリーしたのかという具体的な理由のことです。ロジカルな根拠を持ってエントリーしないとダメですよ。
エントリー根拠があいまいだと、たまたま勝てることはありますが、勝ち続けることは不可能ですね。
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勝ちパターンがない
トレード検証をして、自分の勝ちパターンが少なくとも1つはないと相場で勝つことは難しいです。逆に、自分の勝ちパターンが1つあれば、勝ちパターンをひらすら繰り返せばOKってことです。
トレーダーは研究職なので、地道にトレード検証をして、まずは自分の勝ちパターンを1つ見つけることが最短の近道かなと思います。トレード検証は、検証ソフトを使うといいですよ。おすすめは、フォレックステスター4です。
では次で、待つ方法を解説していきます。ポイントは、2回待つことです。
【FX】トレンド相場で待つ
ここでは、トレンド相場でなにを待つかについて解説します。
上昇トレンドであれば押し目買い、下降トレンドであれば戻り売りをしますが、押し目買い・戻り売りをするときに待つポイントが2つあります。
価格がゾーンまで到達したとき
上昇トレンドであれば、押し目買いゾーンまで価格が下がってきたら買いでエントリーします。同様に、下降トレンドであれば、戻り売りゾーンまで価格が上がってきたら売りでエントリーします。
押し目買いゾーン・戻り売りゾーン
ゾーンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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説明をわかりやすくするために、相場が上昇トレンドという設定で説明します。相場が下降トレンドのときは、上昇トレンドの逆で考えればOKです。
上昇トレンドで待つポイントは2つです。
① 押し目買いゾーンまで待つ
② 15分足のダブルボトムを待つ
順に解説します。
① 押し目買いゾーンまで待つ
押し目買いをするというシナリオを立てたならば、押し目買いゾーンまで価格が下がってくるまで待ちます。
押し目買いゾーンまで価格が下がってきていないのに、早まってロングのエントリーをしたら、これは待てていないってことになります。
② 15分足のダブルボトムを待つ
価格が押し目買いゾーンまで下がってきても、まだエントリーではありません。次に注目するのは、15分足のダブルボトムです。
押し目買いゾーンに到達後、15分足でダブルボトムができるまで待ちましょう。
ダブルボトムについては下記の記事でまとめています。
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【FX】ダブルトップはチャートに現れる前に予感しましょう
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押し目買いゾーンまで価格が下がってくるのを待ち、その後、15分足でダブルボトムが完成するのを待って、ようやくエントリーすることができます。
重要なことは、「2回待ってようやくエントリーできる」という感覚です。実際エントリーはワンクリックで簡単にできますが、そんなに簡単にしてはいけないってことですね。
では次は、押し目買いゾーンまで価格が下がってこなかったとき、なにを待てばいいかを解説します。
こちらも同様に、2回待つことがポイントです。
価格がゾーンまで到達しないとき
ちょっと設定をもう1度確認します。
設定
相場 :上昇トレンド
シナリオ:押し目買い
シナリオを立てて押し目買いをすると決めたら、押し目買いゾーンを引きます。押し目買いゾーンまで下がってきたら、15分足のダブルボトムを待ってエントリーでしたね。
では、押し目買いゾーンまで下がってこないときは、下記の2つを待ちましょう。
① チャートパターンを待つ
② ブレイクを待つ
順に解説します。
① チャートパターンを待つ
トレンド相場に出現するチャートパターンは3つあります。
・フラッグ
・ペナント
・レクタングル
これらは全て継続パターンなので、上昇トレンドであれば上にブレイクする可能性が高いです。
チャートパターンについては、下記の記事で詳しく解説しています。
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【FX】チャートパターン10選を完全マスター【徹底解剖します】
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押し目買いゾーンまで価格が到達しないときは、15分足チャートでこれらの3つのチャートパターンが出現するまで待ちます。
② ブレイクを待つ
15分足でチャートパターンを確認したら、次はチャートパターンをブレイクするまで待ちます。
上記の3つのパターンは継続パターンなので、上昇トレンドであれば上にいく可能性が高いですが、チャートパターン内でエントリーするのはNGです。
早まってチャートパターンができる前にエントリーしたり、チャートパターン内でエントリーしたら、待てていないってことになります。
こちらも同様に、ポイントは「2回待ってようやくエントリーできる」という意識です。むしろ、ここまで待たないとエントリーできないって意識するぐらいがちょうどいいかもです。
では次で、レンジ相場でなにを待つか解説していきます。トレンド相場同様に、こちらも2回待ってエントリーしていきますよ。
【FX】レンジ相場で待つ
説明をわかりやすくするために、レンジ相場でロングのエントリーをする設定で解説します。
設定
相場 :レンジ相場
ポジション:ロング
レンジ相場でエントリーまで待つ流れは、下記の通りです。
① レンジ下限まで待つ
② 15分足のダブルボトムを待つ
順に解説します。
① レンジ下限まで待つ
まずレンジ相場では、レンジの上限とレンジの下限を決めます。レンジがチャートに出現してからでは遅いので、レンジは前もって予感しおきましょう。
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レンジの上限と下限を決めたら、レートがレンジの下限に来るまで待ちます。レンジの下限まで下がってきたらエントリーではないですよ。
次に15分足のダブルボトムを待ちましょう。
② 15分足のダブルボトムを待つ
15分足チャートでダブルボトムができたらエントリーです。
トレンド相場と同様に、レンジの下限まで価格が下がってくるまで待ち、その後、15分足でダブルボトムになってようやくエントリーできるという意識が大切ですよ。
レンジ上限でのショートはこの逆です。レンジ上限まで価格が上がってくるのを待って、15分足でダブルトップができたらエントリーすればOKですね。
今回は以上です。トレードルールは作ることよりも守ることの方が難しいですね。
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