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【ドル円相場分析 2020/6/1(月)〜6/5(金)】8日間続いたレンジブレイクがフェイクとなり急騰 / 米・雇用統計でも上昇止まらず

2020年6月6日

今週のドル円のトレードがうまくいきませんでした。

 

今週(2020/6/1(月)〜6/5(金))のドル円相場を分析します。

 

 

今週のドル円相場のポイントはざっとこんな感じです。

 

2020/6/1 (月)

  • フェイクを認識できたか?
  • 天井圏を認識できたか?
  • 押し目買いゾーンが意識できたか?

 

2020/6/2 (火)

  • 三角持ち合いを認識できたか?
  • 継続パターンが使えたか?

 

2020/6/3 (水)

  • ネックラインの目安を意識できたか?
  • 押し目買いゾーンを認識できたか?

 

2020/6/4 (木)

  • レジサポラインを意識できたか?
  • 波のリズムを意識できたか?

 

2020/6/5 (金)

  • 雇用統計の動きを意識できたか?

 

目次

・2020/6/1 (月) ドル円相場分析
・2020/6/2 (火) ドル円相場分析
・2020/6/3 (水) ドル円相場分析
・2020/6/4 (木) ドル円相場分析
・2020/6/5 (金) ドル円相場分析

 

2020/6/1 (月) ドル円相場分析

月曜日のドル円相場のポイントは3つです。

・フェイクを認識できたか?
・天井圏を認識できたか?
・押し目買いゾーンを認識できたか?

 

順に解説していきます。

 

フェイクを認識できたか?

先週金曜に8日間続いたレンジを下にブレイクしましたが、だまし(フェイク)になり再びレンジに戻ってきました。

 

 

レンジブレイクがフェイクになった理由は、【ドル円相場 2020/05/29(金)】8日間続いたレンジブレイクがダマシとなり急騰した理由を解説しますの記事で解説しています。

 

フェイクになりレンジに戻ってきたということは、売りよりも買いの力のほうが強いとわかります。

 

月曜の朝の時点で、私は買い先行でシナリオを立てていましたが、この段階では買いでエントリーすることができませんでした。

 

理由は、天井圏だったからですね。

 

天井圏を認識できたか?

レンジの上限付近で価格が推移していたため天井圏と見てショートしました。

 

 

エントリー根拠は3つです。

・相場が天井圏
・15分足のネックラインをブレイク
・ダブルトップを試して上がらなかった

 

エントリーしたポイントは15分足で見ると下記です。

 

 

まだこの段階ではレンジを上にブレイクしていなかったので、天井圏と見てショートしたのが上のエントリーになります。

 

次にどこで買いのエントリーをするかですが、押し目買いゾーンを意識できていればロングできましたね。

 

押し目買いゾーンが意識できたか?

押し目買いゾーンとは、押し目買いをする価格帯のことで、押し目買いゾーンの候補は3つあります。

 

押し目買いゾーン

・最後の押し安値と直近高値の間
・フィボナッチ50%ー61.8%の間
・波の起点とネックラインの間

 

押し目買いゾーンについては、押し目買いと戻り売りの手法を解説します【トレードで勝つ唯一の方法】の記事で詳しく解説しています。

 

今回は、ちょうどフィボナッチリトレースメント61.8%から押し目買いが入りました。

 

 

「チャネルの下限 + フィボナッチリトレースメント61.8% + 5分足のダブルボトム」をエントリー根拠にロングしました。

 

2020/6/2 (火) ドル円相場分析

火曜日のドル円相場のポイントは2つです。

・三角持ち合いを認識できたか?
・継続パターンが使えたか?

 

順に解説していきます。

 

三角持ち合いを認識できたか?

月曜のフィボナッチリトレースメント61.8%からの押し目買いがネックライン で上げ止まり、三角保ち合いになりました。

 

 

三角保ち合い(対称トライアングル)は両側パターンのチャートパターンなので、ブレイクした方向についていくのがセオリーです。

>> 【FX】トライアングルは三角保ち合いなのでレンジトレードに徹するべし

 

三角保ち合いを抜けたかどうかを判定するには4時間足を使うといいですよ。

 

 

4時間足(図の水色)が実体で三角保ち合いをブレイクしたので、買い目線で固定します。

 

三角保ち合いブレイク後のエントリーは、ブレイク後の押しを待ってのエントリーなので、

押し目買いゾーン(下図の四角)まで下がってきたら買いやすかったのですが、ここまで下がってきませんでしたね。

 

 

下がってこなかったので、今回は押し目買いのタイミングを計るのが難しかったです。かく言う私もタイミングが計れずにロングできませんでした。

 

もちろん、この後の急騰にも乗ることができませんでした…

 

押し目買いゾーンまで下がってこなかったときは、継続パターンのチャートパターンを使うといいですよ。

 

継続パターンが使えたか?

三角保ち合いブレイク後、継続パターンのレクタングルと捉えてトレードできていれば、2点目でロングができたかと思います。

 

 

継続パターンのレクタングルについては、【FX】レクタングルとボックスは似ていますが役割が全然違いますの記事で詳しく解説しています。

 

もしくは、5分足のフラッグで見てもOKだったかと思います。

 

 

フラッグブレイク後の押し(図の丸)でエントリーしてもOKですね。

>> 【FX】フラッグで目線がコロコロ変わってないですか?

 

この後、8日間以上続いたレンジを今度は上にブレイクして急騰しました。

 

2020/6/3 (水) ドル円相場分析

水曜日のドル円相場のポイントは2つです。

・ネックラインの目安を意識できたか?
・押し目買いゾーンを認識できたか?

 

順に解説していきます。

 

ネックラインの目安を意識できたか?

水曜日の寄付きで15分のダブルトップができました。

 

 

15分のダブルトップのネックラインを下に抜けたので、ネックラインサポート(図の丸)からショートするのはNGですよ。

 

理由は、ネックラインはフィボナッチリトレースメント23.6%−38.2%にできることが多いからです。

 

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

>> 【FX】ダブルトップはチャートに現れる前に予感しましょう

 

加えて、1時間の21SMAの上にローソク足があるので、まだ上昇トレンド継続中ですね。ここでのショートは危険だということがわかります。

 

※ 1時間の21SMAとは、1時間足チャートに表示した21期間の単純移動平均線のこと。設定方法はこちら

 

そのためセオリーでは、ネックライン候補から2番天井までを狙ったロングです。

 

押し目買いゾーンを意識できていれば、ネックライン候補から2番天井までを狙ってロングできますよ。

 

押し目買いゾーンを認識できたか?

図の四角が押し目買いゾーンです。

 

エントリーポイントは図の丸の位置で、エントリー根拠は「切り番108.5円 + 1時間の21SMAサポート + ダブルボトムの2番底」になります。

 

 

2020/6/4 (木) ドル円相場分析

木曜日のドル円相場のポイントは2つです。

・波のリズムを意識できたか?
・レジサポラインを意識できたか?

 

順に解説していきます。

 

波のリズムを意識できたか?

木曜日の寄付きの時点で、チャートにチャネルを引いて波のリズムを意識できていたかがこの日の1番のポイントになります。

 

 

寄付きの時点では、チャネル上限付近で価格が推移していたので、チャネル上限からのショート、チャネル下限からのロングとシナリオが立てられますね。

 

なお、チャネルについては、チャネルラインでFX相場のリズムを掴もう【相場音痴でも大丈夫】の記事で詳しく解説しています。

 

朝の段階でこのようにチャネルが引けてないとダメですよ。

 

 

偉そうなことを言っておきながら、木曜日の1発目のトレードは失敗しました。

 

 

反省点は、レジサポラインが意識できていなかったことです...

 

レジサポラインを意識できたか?

ここがレジサポラインです。誰が見ても明らかですよね…

 

 

それに、1時間の21SMAも下にあるので、1発目のショートは完全に失敗しました。

 

木曜日はこの後3回エントリーしています。

 

切り番109円ブレイクでのロング

これも失敗トレードです。チャネル上限がすぐ上にあったので、そこまでを狙ってロングのエントリーをしました。結果は微益でした...

 

 

チャネル上限 + 15分の2番天井からのショート

 

チャネル下限 + ダブルボトム(安値切り上げ型) + 15分のトレンドラインブレイク

 

2020/6/5 (金) ドル円相場分析

金曜日は米・雇用統計の日でした。

・雇用統計の動きを意識できたか?

 

これが金曜日のポイントです。

 

雇用統計は毎月1回、第1金曜日に発表があります。

 

雇用統計の日は発表まで相場が動かないことが多いので、雇用統計が発表されるまでは様子見でいいかなと思います。

 

 

雇用統計が発表されると相場が大きく動くので、雇用統計前に下記のようなシナリオを立てました。

 

 

ドル円あと1時間あまりで雇用統計の発表があります。雇用統計のシナリオは2つです。上(109.42円)を試して下がるか、下(109.17円)を試して上がるかです。テクニカル的には上を試して下がるパターンが順当なので、逆に下を試して上がってくれればおもしろい展開になりそうです。

 

チャネル上限付近で価格が推移していたので、テクニカル的には、売りのターンになるのが順当ですよね。

 

売りと考えている人が多ければ多いほど、逆に相場が上がったときは、売りポジの損切りを巻き込んで急騰する可能性が高くなります。

 

雇用統計の発表2分前に下記のツイートをしました。

 

 

この日は雇用統計の発表後にロングして終了しました。

 

 

以上です。

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